聖霊降臨 2日目 傍島神学生

聖書箇所:ルカによる福音10章21-24節
テーマ:「喜び」
立願神学生 傍島義雄

この「喜び」というテーマを選んだ後で、自分にはあまり似つかわしくないテーマを選んでしまったのではないかと感じました。というのも、生きる気力を失くしてしまうような抑鬱的な状態に陥ったり、憎しみの感情に襲われたりすることが、私には、しばしばあるからです。しかし、喜びに飢え渇いているからこそ、喜びを求めて、私たちは毎日聖堂に来て、黙想し、典礼に与り、賛美の歌を歌うのかもしれません。
先ほど読んだ聖書の中で、イエスは聖霊によって喜びにあふれて、父なる神をほめたたえます。祈りのうちに、喜びのうちに神と語り合っています。皆さんも、そのようなイエスの姿を想像してみてください。祈っているイエスと呼吸を合わせ、彼の姿を心静かに味わいます。
イエスはどんな表情で祈っているだろうか。私はイエスを、どんな角度から、どんな近さで眺めているだろうか。イエスは私と向かい合って祈っているのか、私のすぐ隣で祈っているのか、あるいは、私を背負いながら祈っているのか。
黙想の中で、喜びにあふれるイエスの姿を味わっていると、イエスの喜びがあふれ出て、私たちの心の中にしみわたってきます。イエスが私の心の内部に住みついて、私とともに祈ってくださっているような感覚にもさせられます。イエスの喜びは、私たちの無気力や、憎しみよりも遥かに優っており、それらを溶かし、私たちに霊的な活力を与えてくれるはずです。
イエスは弟子たちに、「あなたがたの見ているものを見る目は幸いだ」と語りかけます。毎日、聖書の中で語られるイエスに接し、ご聖体を通して示されるイエスを見ることができる私たちは幸いです。喜びにあふれるイエスを黙想のうちに眺める私たちの心にも、イエスの喜びが流れ込み、さらにその私たちを眺める人々、接する人々にも喜びが伝わっていくように、日々の黙想と共同の祈りを大切にしていきたいものです。

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