2010年ガブリエル 司祭叙階式・初ミサのご報告

去る十月十六日は神言会日本管区にとって、また名古屋の神言神学院にとっても大きな喜びの日でした。永い養成の期間を終えた兄弟の司祭叙階 式が行われたのです。しかも、今年は特別に豊かで、四人の受階者がこの日を迎えることが出来ました。叙階式というのは、司祭養成の目的であると同時に、新たなスタートであることをしみじみと感じさせられました。

当日の様子は、何度も何度も繰り返した練習の おかげか、受階者全員が何だか落ち着いているように見えました。それに、天気も快く、たくさんの参列者のみなさんにお越しいただきました。今年は神言会の菊地司教(新潟教区長)が駆けつけて下さいました。南山教会は本当に一杯になりました。

司祭叙階は神さまの賜物に他なりません。七つ の秘跡のうちの一つなのです。リハーサルの時に神学生の一人が司教役をやっていて、練習のために受階者の手を取ったり、按手したりしても何も起こりはしません。しかし、「本物」の司教様が来ると、突然神さまの恵みがはたらき、四人の兄弟は神さま にお仕えする司祭になりました。それはやはり感動せずにいられません。自分の国を離れた一個人が司祭になったわけではなく、諸聖 人に守られながら、全教会とともにこの叙階式をお祝い出来たことも、強く 感じられました。ミサ後には、南山教会のマリア館で祝賀会が催され、多少狭いなかでも、心温か い雰囲気を楽しんでいただけたのではないかと思います。

その翌日、今度はホームグラウンドの神学院の 大聖堂で、四人の生まれたての司祭による最初のミサが行われました。はるばる遠くから来た家族 をはじめ、日々お世話になっている教会の信徒や日曜学校のみなさんに囲まれて、緊張しながらも初ミサを無事にお祝いすることが出来ました。荘厳な説教は、神言会の江川憲神父がしてくれました。Ubi missa, ibi mensa(ミサがあれば、食卓もある)と言われるように、式の後に南庭にてささやかな祝賀会が開かれました。

どうぞ、新司祭のヨセフ神父、クジュール神父、アントニー神父とパウロ神父が、これから始まる長い道程を最後まで聖なる司祭として歩み続けることができますように。そして、日々ご支援くださる皆さま、人間であることに変わりない新司祭のために今後ともお祈りくださるようお願い申し上げます。