2014年度ガブリエル91号「そばにいてくれる家族」オブレート会司祭 スティーブ・ロサリオ

オブレート会司祭 スティーブ・ロサリオ

オブレート会司祭 スティーブ・ロサリオ

そばにいてくれる家族

オブレート会司祭 スティーブ・ロサリオ

「あなたは、あなたの家族を選択しないで。

あなたがたは互いに神からの贈りものなのですから。(デズモンド・ツツー)」

教皇フランシスコは、家族のために「世界家族の日」を記念して、2013年10月27日、サンピエトロ広場でミサをなさいました。そして、「信仰の喜び」とともに「生きること」をテーマとしました。 そのとき、教皇は説教の中で家族として祈り続けて、喜びを経験するという話をされました。

その話の中で三つのことに気がつきました。まず、家族と一緒に主の祈りを食事の前に唱えることはすべての人にできることです。二つ目は、ロザリオとともに家族として一緒に祈ることは非常に美しく、偉大な力の源となるということです。三つ目は、どのように私たちは信仰をもち続ければいいかということです。信仰は私たち家族のために個人的な宝物としてもち続けるべきです。次に他人と私たちの信仰を共有することができることが大事なことでしょう。クリスチャンの家族は日常生活のすべてのことに、そしてすべてのものに塩と信仰のパン種をもたらす宣教師家族のようなものです。

教皇様の説教のその三つは私も家族と一緒に住んでいた時経験したことです。なぜなら、今私が持っている信仰は私の両親に教えてもらったものだからです。たとえば、子供の時、毎日寝る前に必ず母が主の祈りとマリアの祈りを唱えさせました。そして、中学生まで夜6時になると家族と一緒にロザリオの祈りを唱えました。その時、親が厳しく教えてくれたので、それは生活習慣になりました。母親が教えてくれたその意味と重要性が分かって、今も毎日寝る前に祈っています。

また小さい時に両親がミサに連れて行っていろいろなことを教えてくれました。たとえば、どうやってミサに参加するのか、キリストの体と血をどうやって崇拝するのかも教えてくれて、母親から信仰をもらいました。それは神父になる前の生活にも神父になった今も役に立っているものです。親がやり方を教えてくれたというのではなく、彼らの行動を見て学んだことです。神学校に入ってからいろいろな具代的なことを勉強したので私の信仰はもっと強くなりました。

家族がそばにいてくれるということは実際に一緒にいるということではなくて、家族が教えてくれた信仰やいろいろなやり取りの経験から、まるで家族と一緒にいるような感じがするということです。そしてそのような気持ちは私だけじゃなくて、これを読んでいる皆さんも同じように思われるのではないでしょうか。